Ｆｉａｔ ＣＲ３２
（フィアット CR32）
SuperModel 1/72 : Completed on 4. Jun.2009
イタリアの大戦間における複葉戦闘機。イタリア空軍が、軽戦思想に凝り固まって時代の流れに乗り遅れた原因の一つになった飛行機だ、とも言われているらしい。中華民国空軍でも導入し、上海事変でわが航空隊とも相まみえた（かもしれないがよく 知らない）。
キットはスーパーモデルというメーカーのもの。知らなかったのだが、イタラエリから分離独立したメーカーらしい。どうも外国のメーカーの事情はどこもか しこもよくわからん。
すごいスジ彫り。そこにそのまんま黒を入れてしまうとは…いやはや、である。しかしなかなかの好キット。プロポーションもけっこうカッコイイし、バカ でかい主脚のスパッツや頑丈そうな翼間支柱など、雰囲気がよく出ているではないか。（作品のできは悪いけど）
キットはスーパーモデルというメーカーのもの。知らなかったのだが、イタラエリから分離独立したメーカーらしい。どうも外国のメーカーの事情はどこもか しこもよくわからん。
前から見るとすごい顔。このW字の支柱にはまいりました。とにかく寸法が足りないのを どうにか誤魔化して接着剤でかさ上げし、やっとのことでイモ付け。機銃口の部品も、機体をかなり掘り下げないと接着することはできません。主脚柱もとにかくスパッツが重いので、組みあげて接着剤が乾くまでは相当気を使わせられる。
支柱が厄介だった分、張線はほとんどたいしたことがありませんでした。マーキングはブ ログでも書いたとおり、垂直尾翼の白い十字を貼り損ねて、手書きになった他は製品のものそのまま、塗装も、いつもの通り筆塗りオンリー。こういう 迷彩には ちょっと弱い。
風防は、その場にあったエドゥアルドのニューポール17のものをうっかりまちがえてつ けてしまった。本物の風防の部品はスタンドのランナーと一緒になっていたので、別の場所に保管してしまっていたのだ！まったく！！そんで、気がついたとき には手遅れだったのでそのまんま。実際の風防はもっと丸みのないものである。相も変わらず詰めの甘いモデリングなのであった。