ま、そんなことばかり言ってもいられないので、気を取り直して先へ進みましょう。キッ
ト付属の銃手兼偵察員です。妙に頭でっかちな上に、お腹のあたりにはヒケがあります(修正はしないけど)。パイロット(ここにはいないけど)に比べると
ちょっとオーバースケールのような。一応裏地に狐の毛皮を張ったレザーコートというつもりで塗ってみました。と言ってみてもとにかく小さいからね。
(Oct.28)
次は一風変わった複葉の尾翼です。指が入らなくなることを考えて、まず尾翼にデカールを貼りましょうか。古いですが。どれ、水につけて、と……
写真では無事に貼ってありますけど、実はこの状態になるまでに七転八倒の苦しみが。恐るべし、古デカール!!
このデカールの場合、けっこうタフで簡単には破れないというのは幸いでした。実は、全然本体になじんで貼り付いたりはしないのです。何と、あぶったスル
メのように四方からめくれあがってしまいました。それをマークセッターを塗りつけながらなじませる、というのを4〜5回も繰り返し、トドメに隅っこの方は
原液の木工ボンドをつけて固定しました。それでもこれはいずれ剥がれてしまうのではないでしょうか。困ったモンだ。でも、もしかすると水につけた時に台紙
から剥離しただけでもラッキーだったかもしれませんね。
はぁ〜〜主翼とかはどうしよう…もしマークセッターなんかを使いまくってローゼンジパターンが溶け出しちゃったりしたら大変なことになる…思いもよらな いところからとんだトラブル発生だ……ホント楽しませてくれます、いや前途多難です、ここまで来たというのに。(Nov.1)
さて、上翼の取り付けは緊張の一瞬です。左右胴体の接合も緊張だけど、複葉機の場合この「緊張の一瞬」が二度あるから、一つのプラモデルで
二度お
いしいですね。最近は胴体支柱だけで上翼を固定するのがお気に入りの方法です。
ちなみに写真は翼間支柱を接着して固定中(重しをのせて接着剤の乾燥待ち)のお姿。(Nov.4)
そして無事上棟式?が終わったところでいよいよ張線張りの開始。(Nov.5)