Kawasaki Ki-61II Tony

大日本帝国陸軍 三式戦闘機2型(飛燕)

RSmodels 1/72 : Completed on 14.Jan.2013

 実に久しぶりにどっぷり第二次大戦機を製作した。しかも、水滴型風防の後期型飛燕をフェイク塗装で。なかなかそういうこと、しなかったんだけど ね。最近第一次大戦機をずっとやっていたら、「すでに100年も前の飛行機の色塗りの、本当のところなんて、どうせわかりゃしないじゃん、いいよね適当 で」的な思想にはまり込んで、考証とか考えない、という方向に少し軌道が変更されたようなのである。

 それにしても、水滴風防の飛燕って、カッコイイですね〜。このキットは、長らくファインモールドの幻の製品だけで、それも信じられないような値段で時々ネットオークションに出てくるのを
「バカバカしい…」
と見送りつつも、いつかは作りたいな〜と思っていたので、このキットが出たときにはすぐに買ってしまった。

 やや主脚が短いんではないだろうか。戦後に撮影されたという56戦隊の実機の写真ではけっこう主脚、短いんだけど、サスペンションがへたっていたから、という話もあるんだけど、それをそのままキット化しちゃったのかな?変なところが律儀なのね、このメーカー。

 この、今時あり得ない乱雑な塗装。ステンシルも一切無し。実は、第10回年越し&お年賀モデリング「ドンナモンダイ」に参加して製作したのですよ。
(製作記はこちら)
だから、といってはあれですけど、かなり昔風の規準による「完成」ということになっちゃったわけです。(いつもこの程度だけど)

 アンテナ線も無し。主翼と胴体の白帯も狭すぎます。やっぱり第二次大戦機を作らなかった時期が長すぎたかね〜。

 まあ、一応ちゃんと形にした、ということで。


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