Nieuport 28 C-1

(ニューポール28:フランス軍戦闘機)

Revell 1/72:Completed on 26.Oct.2009


懐かしいレベルのニューポール28が手に入ったので、うれしいことです。接着剤で手をベタベタにして、
ランナーから素手でちぎり取った部品をバタバタとくっつけ、ものの1時間で完成しちゃった日々が思い起こされます。

私の記憶が正しければ、マーキングは往時のままです。他の再販されたドイツレベルとはその辺が違っています。
そういえば、箱絵も元のままだったように思いますが。
小学生の時には、張線どころか、デカールもちゃんと貼れなくて、チャーミングな胴体のシルクハットも作業中にグチャグチャになって、
そのまま叩き潰した蚊の死骸のようになって消えてしまったものですが…。

中央部が白く塗られているプロペラって、なんだかイマイチですね。抵抗張線が翼のどこから生えているのかよくわかりませんでした。
車輪は車軸に無理矢理押し込むだけで接着せず、ちゃんとまわるようになっています。当時のプラモデル独特のギミックですね。
当然、その通りに作りましたので、この機体の主車輪は「まわります」。この頃はプロペラでさえ接着するよう指定されているキットもあって、
けしからんことだとは思いませんか?まったくね。

右サイドから見ると、こうなります。カウリングのサイドの冷却穴は、このキットにはもともとありません、金型の関係で。
1.2mm(だったかな)のピンバイスで開けました。胴体から出ているダブルの翼間張線は下翼を接着する前に穴を開けておかないと
作れなくなります。私は一度接着した下翼を引っぺがしました。

細い胴体が心細いですね。そういえば、実機もあまり活躍しないうちにスパッドと入れ替わってしまったそうですが…。

翼上面の変なポスターは小学校の時のキットには入っていなかった。戦時国債を買ってください的な文句が、ちゃんと読み取れる。

胴体の外側にはみ出したバカでかい機関銃がおもちゃチックではあります。でも、Petchuunenのスタンダードは「キットのまま」なので、悪しから ず。



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