Pfalz D.XII

(プファルツD.XII)


TOKO 1/72 Completed on 8. Oct. 2006

  同時進行で2機制作というのを、AlbatrtosD.Vとカップリングでやってみた。でもそっちが先にできてしまったので、途中経過をちっと撮影。2対 の翼 間支柱に対応する張線が邪魔で工作がチョ〜めんどいんだけど。(先に張線を接着しちゃうっていう工作手順もけっこうシュールだとは思うが)

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TokoというメーカーはRodenに名前を変えたのかな?メーカーのロゴ以外パッケージは一緒ですが。(2006.Oct.2)

そして完成!うれしいのう。(2006.Oct.8)
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 Pfalz D.XIIは、大戦終結直前に部隊配備が本格化し、多少は戦闘にも参加 したということです。しかし、デルタ出版の「第1次大戦ドイツ軍用機」という(Petchuunenの保有する乏しい)資料によると、 1:性能はそこそ こ良かった。  2:どっちかというと無くても困らなかったけど政治的な配慮で量産にこぎ着けた? … ということになるのですが、とにかく翼間張線の調 整がめんどくさくて整備兵から嫌 われ、現場では不評だったらしい。何よりも、フォッカーD.VIIという強烈なライバルがいて、そっちの方がパイロットにも整備員にも人気だったんだっ て。

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  またも間に合わせの色で適当に塗っちゃいました。機首から15日本海軍機色、37グレー75、126三菱系コクピット色、60RMLグレーでございます (番号はMr.カラー)。迷彩パターンの折れ線はいい加減の適当です。その場の筆まかせ!ローゼンジ迷彩はキット付属のデカールを使用しました。フチの処 理には相変わらず困りますが、やるよりしょうがないよね。だけど、このキットの場合、上面も下面も同じ色の迷彩なんだけど、いいのかなあ。かなり疑問で す。しかたがないので、地の色を塗り分けてみました。ほとんど変わらなかったけどね。ちょっと黄色の発色に差が出たぐらいです。

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 張線が多くてちょっと参りましたね。でも、これが意外といいんですよ。張り終わってみるとなんだか作品の強度が増している感じなんです。とくに、主脚は 部品がランナーについているうちに一カ所折ってしまったうえに長いし細いしで、張線がないとフニャフニャでいつつぶれてもおかしくない状態だったのが、急 にしっかりしてしまいました。ホッとしましたね。
 タイヤはヘンな色ですが、前述の資料の中に「大戦末期のドイツはゴムが不足して、タイヤの代わりにコルクを巻いていた」とあったので、コルクの色らしく 塗ってみました。もしかするともっと汚れた感じの方が良かったかもしれません。

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あとからよく見たら、上翼がお辞儀しちゃってる!大失敗かも…



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