Roland CII

(ローラントCII)

(Heller~Airfix 1/72)

第一次大戦前期のドイツの武装偵察機?です。
モノコック構造の空力ボディで、ものすごく時代を先取りした飛行機だったそうです。
しかし、複葉の上翼が胴体から直接出ている肩翼方式で、操縦士からの前下方視界がすごく悪く、
事故続出でせっかくの高性能が生きなかったとか。
ドイツの飛行機ってそういうの結構多いですよね。

確かに、このアングルから見ると、操縦士がかわいそう。
キットはムカ~シ(おそらく1970頃)一度作ったことのある、エアフィックス製ですが、今はエレールから発売されています。
そのときの説明書では機体全面を薄いむらさき色に塗るように指定されていて、その通りやってとんでもないことになった、
という記憶がおぼろげにあったので、今回はMr.カラー20ライトブルーで仕上げてみました。
いいよね。どうせ100年も前の飛行機だし、その当時実物を見た人なんて誰も生きてないんだから。
ついでに言っとくと、胴体の国籍マークの位置も指定だと窓と窓の間になるんだけど、
それも2種類あるみたいなので、好みで普通の場所に付けてしまった。


エアフィックスの飛行機キットはけっこうナイスな搭乗員がついていて、いい感じですね。
確かヘンシェルHs126にも、航空カメラを下に向けて構えたかっこいい偵察員が入っていましたっけ。
ちなみに高校の時、"Heller"っていうのを「エレール」と読めなくて、「ヘラー」と言ってました。ヘラヘラ。

Roland C.II : part2


(wired on 22.Mar. 2008)


  ローラントC.IIのキットはけっこうレアものらしい。エアフィックスから今は金型がエレールに移っているのは、パッケージ見ればわかるところではあったが、そのエレールがかなり左前のようだ。アナウンスのあった製品が出なかった、とちょっと前に地球堂のご主人が言っていたが、一体どうなるのであろう。
そういうわけで、なんだか勿体なくなってきて、以前(といってもこのHPを作るより以前のものだから、3年以上前の作品)作ったC.IIに 張線を後付けしようと思い立ちました。

RolandCII003


けっこううまくいきました。上翼と下翼が前後にずれてついているのが幸いして、取り付け用の穴が開けやすかったです。

RolandCII007

実際この飛行機の色はどんなのなんだろう。前回(37年前ね)作ったときには「パールブルー」と書いてあったのを中学生だった私が「パープル」と勘違いして薄紫に塗ってしまった、ということが、最近インストを見直してわかってしまったのですが、今回は取りあえずお手軽にMr.カラーのNo. 20「ライトブ ルー」を塗っちゃってます。

RolandCII009

それにしても呆れるのが、エレールのパッケージに「Roland C.11」と書いてあることです。「じゅういち」じゃなくて「に」だろうが!!どこかのサイト(どこだか忘れた)でもそれをしっかり真に受けて「11」と 紹介していたのを見た。困ったものだ。

RolandCII010

 やっぱり複葉機は張線で引き締まりますね。他の作品もできるところからリニューアルしていこうか、と密かに作戦を練り始めました。

 



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