Sopwith Triplane

ソッピーストリプレーン(イギリス軍戦闘機)

Revell 1/72 : Completed on 10. Sep. 2012

 実は「トリプレーン」じゃなくて「トライプレーン」なんですって。つい最近までトリプレーンだと思っていました。最初に作ったときからの刷り込みで。昔のレベルのキットの説明書とかには時たまミスがありましたが、それでも小学生なんか本気にしちゃうからね。その辺の思い出も含めて、このページのタイトルはあえて「トリプレーン」。

 このキットを最初に購入したのは池袋の西武デパートでした。ところが、家に帰ってみてみると胴体の片方が欠品で、次の日もう一度デパートに行って 店員さんに緊張しつつ申し出ると、何と別のセットと取り替えてくれて、感激したのを覚えています。昭和42年のことだと思います。(誤差があるとしても前 後1年)

 30年後の今、改めて作ってみると、荒れた金型のどこからどこまでを削ったり継ぎ足したりしていいのかがわからず、かなり苦戦してしまいました。 しかも、張線の張り方がとても謎。ため息をつきつつ悩んでいたら、完成までにけっこう時間がかかってしまい、しかし実際の工作に要した時間はたいしたこと はないのです。

 三葉機のスタイルはかなり独特。前に張りだした上翼のせいで、なんだかつんのめりそうな印象を受けます。これはフォッカーDr.1でも同じですね。

 そして、軽快な運動性が伝説となって伝えられる割には、重々しい雰囲気を持っているような気がします。

 でも、この飛行機はフォッカーに比べるとあちこちが細くて、スマート、というより弱々しい感じもします。ナイスなパイロットのフィギュアが入って いるのも、昔のレベルのキットのいいところです。デカールはかつての昭和40年代のもの(ブラックマリア号)に比べてずっと上質です。




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