エレールの佳作です。この美しい機体を再現するために、当時の私はついに張線を張りました。
といいたいところですが、実状は困ったもので、ピンバイスで穴をあけたところに0.3mmの真鍮線を通して
瞬間接着剤で止めるという、おおざっぱなもの。張らなかった方が美しかったか？ちょっと微妙ですね。



それにしても優美な飛行機です。客席の赤いシートも洒落ています。緑と茶色のストライプは手書きで
すが、銀色の上からの手書きはきつい、と思って、先にストライプ、それから銀色を塗る、という手順
で塗装しました。アッタマ悪いね〜〜！銀色の方が浮き出ちゃう感じで、どうにも収まりが悪くなっち
ゃいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

これとか、コードロンシムーンとか、とても珍らしくてしかも素敵なキットがいっぱいあったのに、
エレールは今どうなっているのでしょうか。ま、あるもので楽しむのがいいでしょう。レアものを無理
して手に入れても作るのがもったいなくなっちゃうだけで、プラモデル本来の楽しみが味わえなくなるよ。

なんだか、露出がうまくいかないなあ。機体が銀色だからかなあ…。